京都府糖尿病療養指導士 (CDE Kyoto) 会則
- 目的:
- 糖尿病患者の療養活動を支援し、患者の健康と適切な日常生活を実現することを目指す。日本糖尿病療養指導士とは異なり、京都府内でのみ有効な資格であり地域での活動を目的とする。
- 認定・更新:
- 認定、更新の責任機関は京都府糖尿病協会内に置く、京都府糖尿病療養指導士認定委員会とする。委員は協会にて任命される。
- 事務局:
- 京都府糖尿病協会事務局とする。当面の間は京都府立医科大学大学院医学研究科 内分泌代謝内科学研究室におく。
- 資格対象者:
- 糖尿病の療養指導に関心のある者で、看護師、准看護師、管理栄養士、栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、視能訓練士、健康運動指導士、介護支援専門員、社会福祉士、介護福祉士、臨床心理士、医師、歯科医師、歯科衛生士のいずれかの資格を持つ者で、医療・介護の業務に3年以上従事したもの。
- 受験資格:
- 対象者で、京都府糖尿病療養指導士認定委員会が指定する講習を受講し、かつ受験時に京都府糖尿病協会員もしくは日本糖尿病協会員に限る(協会員になっている期間は問わない)。
- 認定方法:
- 受験資格を取得した者に試験を施行し、合格者に資格を付与する。資格の期間は5年間とする。(過去にCDEJの資格を持っていたことを証明できる者は講習のみで合格とする。現在CDEJの有資格者は申請のみで合格とする。)受験時には、指定された講習を受講した証明書を提示する必要がある。
講習:日曜日3時間×2回。各回250名をめど。講習は3年間有効。
試験:毎年1回実施 - 資格の範囲:
- 本資格は京都府内でのみ認められる。
- 資格更新:
- 京都府糖尿病協会に所属し、京都府糖尿病療養指導士会の会員となる。5年間で認定委員会の定める所定の単位(単位には学会も含める)を取得し、単位の証明とともに申請をすることで、資格を更新できる。更新を希望する者は更新前に所定の書類を委員会に提出する必要がある。単位の妥当性は、認定委員会が判定する。
- 資格の喪失:
- 認定期間を超過して再申請しない場合は資格を喪失する。また京都府糖尿病協会員でなくなった場合も資格を喪失する。地域療養指導士にふさわしくない言動があった場合には、京都府糖尿病協会が調査委員会を設立し、資格をはく奪することができる。
付則
- 講習:
- 3時間の異なった講習を2回受講することを受講と定める
講習、認定、受験、更新の料金は各々3,000円とする。
講習会、試験委員:認定委員会が糖尿病協会員の中から任命する。
試験結果の公表:結果は公表されるが、採点内容は公表されない。 - 更新に必要な単位:
- 認定後5年間に認定委員会が認めた学会、研究会、講習会のA群~F群から20単位を受け、その証明書のコピーを事務局で確認することで行う。